娘の婚活に口出ししてくる親との付き合い方
いい人と思って紹介したら、親が反対って・・・
あるある、私もありました。
親の言う事に一理あることも確かですが、結局自分の人生。
自分で道を選ぶしか無い!
でも親も大事ですよね。親との付き合い方、一緒に考えていきましょう。
私は結婚を考えた相手が二人いて、最初に結婚を考えていた方は私の親に反対され破談になりました。次に結婚を考えた人も、同様に私の親から反対されましたが、押し切って結婚し、今に至ります。
私の親が特別頑固者なのだと思っていましたが、周囲に聞くと案外ありふれている悩み事だとわかりました。
私の体験も含め、参考にしていただければ嬉しいです。
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親の言う事も一理ある
私の夫は10歳年下で、年収も私の方が高いです。「私の親との付き合い方」でも言及しますが、これが理由で私の親から大反対を食らいました。私の親は保守的でしたので、女は自分より年収が高く、同い年くらいか年上の男性と結婚するものだという価値観の中で何十年と生きてきたのだと思います。
「男がそんなに年上と結婚したがるのは、お金目当てなど何かやましい目的があるに違いない」という考えで、やましい目的なのだから娘を愛して幸せにしてくれるはずがない、と決めつけていましたが、しかし冷静になればそれも可能性としてはあり得ると気付かされました。
私の場合は、お金目当てというと言葉は悪いけれど、結果的に経済力は私の魅力の一つであり、それを含めて私がいいと思ってくれているならそれで良い、と親の価値観も理解した上で納得したので結婚しました。
親の意見で改めて自分を俯瞰で見れる事もあります。一度冷静に反対される理由を聞いて、恋は盲目になっていないか、自分の考えを整理するのも良いかもしれません。
親への尊敬を忘れない
結婚を反対されるというのは、自分の選んだ人、ひいては自分の価値観を否定される事であり、割と人格否定に近いショックを受けます。
つい親に腹が立って、反抗的になってしまいますが、上記のように親は親の価値観でものを考えており悪気はありません。
親がどんなにこちらを否定してきても、それもあなたを思っての事。こちらが応戦して親を否定しても、問題解決には至りません。
「お母さんお父さんはそう思うんだね、でも私はこう思うから結婚しますよ」と自分の意思は持ちつつ、親の考えも理解できると伝えましょう。
結婚を考えるようになる年齢まで育ててくれた親に感謝と尊敬を忘れずにいたいものです。
でも結局親が先に死ぬ
ほとんどの場合、親は貴女より先に亡くなります。
色々心配してくれるけれど、結局親は貴女の一生の面倒を見てくれるわけではありません。
親の意見ばかり聞いていたら、親が亡くなった後はどうやって人生の様々な事を決断していくのでしょうか?
自分の面倒は自分で見るべきなのです。
結婚するのはあなた
親の言う通りに、親が思う理想の人と結婚したとして、不幸になったとしたら、それは親が責任を取ってくれるのでしょうか?
そんな訳はなく責任は自分にのしかかってきます。自分が嫌な思いをして苦労をし、例えば別れる決断をするのも自分です。
何故なら結婚するのは親ではなく自分だからです。
親と自分は価値観の全く異なる他人であること、結婚の責任は自分にあることを理解していたら、人の言うことを聞いて結婚するなんて、馬鹿馬鹿しいと思いませんか?
親は貴女の幸せを願っている
私が親に今の夫との結婚を反対され悩んでいる時に、友人から言われた言葉です。これは私にとって大変良い気づきでした。
親は理想を押し付けてくるかもしれませんが、親の本当の望みは、「親が理想的と考える人と貴女の結婚」ではなく、「貴女の幸せ」なのです。
例え親の価値観に合わない人と結婚しても、貴女が幸せであるならそれは必ず結果オーライになるはずです。
私の親は、散々反対していましたが、私たち夫婦が仲良くしているのを見て、急激に態度は軟化し、夫と私の両親は今では良好な関係を保っています。
結婚後、貴女が幸せに暮らしていても、貴女の夫が理想的でなかった事に文句を言うなら、その人は貴女の親ではありません。毒親か、なんならそれは「ただの他人」です。
なのでその他人の言う事など鼻から聞く必要もありません。
貴女がこの人と幸せになれると思うのなら、思い切って結婚に踏み切ってください。貴女の幸せを願う親なら、時間はかかれど、考えを変え、きっと喜んでくれるはずです。
私の親との付き合い方
最初に結婚を考えた彼は、看護師でした。
私の親は「女医は医師と結婚すべき」という考えでしたので、大反対され、優しい人でしたが私の親を説得できる気がしないと、彼から振られました。
この後長い婚活が始まる訳ですが、紆余曲折を経て、37才で今の夫と出逢いました。
夫は理学療法士だったので、また反対される事は目に見えていましたが、お付き合いした結果本当に優しく、大らかで、幸せになれると確信を持てたので、親に彼を紹介しました。
案の定、大反対されました。
親曰く、年上と結婚する男はお金目当てかもしれない、女が男より稼ぎがいいのは男のプライドが邪魔をして上手くいかない、という事でした。
親の言い分は全く理解できないわけではなく、確かに世の中でより一般的なのは年上で年収が自分より高い男性と結婚する事だとわかっていましたが、私の価値観では、人として気が合うなら、年齢や年収は全くどうでも良い事でしたし、ジェンダーレスが叫ばれるこの令和の時代、今後徐々に廃れていく価値観だと感じていました。
彼と一緒にかなり親を説得しましたが考えを変えてくれませんでした。
前回反対された時は私もすごすごと親の言う事を聞く形になってしまいましたが、前回と違い、夫は納得してくれるまで説得し続けようと言ってくれる人でした。
今度は私も絶対にこの人が良いと思っていましたし、もう37才なんだから駄目なら駄目で自分でなんとかするわい、と開き直っていました。
「わかりました、もうこの家の敷居は跨がないので結婚します」と言って、私の決心が強い事をアピールし、泣く泣く聞き入れてくれた次第です。
今では、しょっちゅう私の実家で集まり、夫の誕生日パーティーまでしてくれます。
自分の意思を強く持ち、結婚して本当に良かったと思っています。
まとめ
いかがでしたか?
反対されても、臆する事はありません。
「四十にして惑わず」と言う通り、アラフォーなら尚更、自分の人生は自分で決めるべきです。
親の考えも一旦参考にした上で、この結婚で自分が幸せになれると確信したなら、自信を持って下さい。
きっと親も納得してくれますよ!
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